スワップポイントについて何なのかを
なるべくわかりやすく説明していきたいと思います。
まず、簡単に説明すると
スワップポイント=通貨ペアの金利差
(2国間の金利差から得られる利益)
ということになりますが、これだけではよくわからないので
詳しく説明していきます!
ぶっちゃけ私は、金利って何だっけというレベルでした。。
スワップポイントについて説明する前に、まず金利とは何かを説明していきます。
目次(タップすると飛べます)
金利とは
お金の使用料のことです。
例として
銀行は、私たちが預けたお金を使って企業や個人に貸付を行います。
そして企業や個人は、借りたお金を返さないといけませんが、それに+利子(金利)が発生します。
・利子とは、金額そのもの指し、金利は、割合を指します。
お金を借りたときは、費用(使用料)が発生しますので、これを金利といいます。
使用料は、短期間であれば安く長期間であれば高くなります。
金利は、基本%で使われます。年利何%など。。
ということで、金利の意味を理解したところで
次は、2国間の金利差の「金利」とは、何かを説明していきます。
政策金利とは
2国間の金利差の「金利」とは政策金利を指しています。
政策金利とは、中央銀行が一般の銀行に貸付ける際の金利のことを言います。
政策金利は、高くなると株価は下がりやすく、低いと株価は上がりやすいといわれています。
政策金利は、国によって違いますのでその差額が
スワップポイントになります。
それでは各国の政策金利を確認してみましょう!
各国の政策金利について
通貨国 | 金利 |
日本 | -0.1% |
米国 | 0.00-0.25% |
英国 | 0.1% |
豪州 | 0.1% |
NZ | 0.25% |
カナダ | 0.25% |
ユーロ | 0.00% |
2021/3月現在
上の表を見ればわかりますが、日本が低金利ということがよくわかりますね。
では、最後にスワップポイントについて何故マイナスになったり
プラスになったりするのかを説明します。
スワップポイントについて
それでは、米ドル/円を例にしてみていきます!
日本と米国では、米国の方が金利が高いですね。
では、USD/JPYの買を注文した場合
買いとは、円を売って米ドルを買うという意味ですので
つまり米ドルを保有する(アメリカの銀行に預ける)ことなります。
米ドルの金利から円の金利の差額がスワップポイントになります。
(高金利ー低金利)
逆に米ドルを売って円を保有した場合(売り)は、スワップポイントがマイナスになるということです。
(低金利ー高金利)
基本は、低金利通貨を売り高金利通貨を買うことでスワップがマイナスになることはありません。
ですが、スワップポイントはFX会社により異なってきますので注意が必要です。
まとめ
・高金利通貨を買うとスワップポイントが受け取りが多くなる。
・逆に低金利通貨を買うとスワップポイントがマイナスになる。
・スワップポイントは、FX会社により違いがある。
スワップポイントが気になる方は、一度FX会社ごとに比較して
選んでみるのもいいと思います!