どうも、管理人のソラです!
今回は、FXで使われる「スプレッド」と「レバレッジ」について説明していきたいと思います。
まず、簡単に説明しますと
・スプレッド=取引コスト(為替手数料)
・レバレッジ=てこの作用
になります。
では、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
目次(タップすると飛べます)
スプレッドとは
スプレッドとは、売値と買値の価格差を指します。
下の画面では、売値と買値で0.034(3.4銭)の価格差があります。
つまりこの差が「スプレッド」になります。
新規で注文した際、評価損益はマイナスでスタートしますが、
これが買値と売値の差額のスプレッドになります。
買値と売値の差が大きいほどスプレッドが広く、取引コストが高いということになります。
そしてスプレッドは、FX会社によって異なりますので
その辺りも確認して選ぶことをお勧めします!
FX会社 | 外為どっとコム | みんなのFX | 外為オンライン | トライオートFX | トラリピ |
USD/JPY | 0.1銭 | 0.2銭 | 1.0銭 | 0.5銭 | 3~4銭 |
EUR/USD | 0.3pips | 0.3pips | 1.0pips | 0.3pips | 4~5pips |
2021/4月現在。
スプレッドの単位は、「銭」と「pips」が使われます。
USD/JPYなど、日本円が含まれる場合は、「銭」を使用します。
銭とpipsの関係は以下になります。
1pip = 1銭 = 0.01円
1pip=0.0001ドル
画面で見ると
この位置がpipsになります。
覚えておいて損はないと思います 🙂
レバレッジとは
レバレッジとは、証拠金として預け入れた資金の何倍もの取引を行うことができます。
簡単に言いますと、少ない資金でも取引可能にすることができるのがレバレッジです。
例えば1ドル100円の場合、1万通貨の取引を行うには、100万円の証拠金が基本必要となります。
ですが、レバレッジを使えば最低4万円あれば取引が可能となります。(最大25倍の取引が可能)
レバレッジをかけるとどのように変化していくのかを下記で説明していきます。
レバレッジ1倍の場合
1ドル100円 x 1万通貨 =証拠金100万円x1倍(レバレッジ)
レバレッジ5倍の場合
1ドル100円 x 1万通貨 =証拠金20万円x5倍(レバレッジ)
レバレッジ10倍の場合
1ドル100円 x 1万通貨 =証拠金10万円x10倍(レバレッジ)
レバレッジ25倍の場合
1ドル100円 x 1万通貨 =証拠金4万円x25倍(レバレッジ)
このように、レバレッジをかけることで証拠金が少なくても取引可能となります。
ですが、レバレッジが高ければ高いほどリスクが高くなりロスカットの恐れがありますので注意が必要です。
ロスカットとは、一定の水準以上の損失が発生した場合、さらなる損失を防ぐために保有ポジションを強制的に全て決済することをいいます。
これにより預けている証拠金を超える損失がでないようになります。
ロスカットは、FX会社により異なりますので確認しておきましょう。
ちなみにトラリピの場合は、証拠金維持率が100%でロスカットになります。
まとめ
本日のまとめ
・スプレッドは、売値と買値の差額。
・スプレッドは、広いほど取引コストが高くなり狭いほどコストが安くなる。
・レバレッジは、少ない資金で大きな取引が可能になる。
・レバレッジは、大きくなるほどリスクが高くなりロスカットの恐れがある。
以上、本日はスプレッドとレバレッジについて説明しました。
それではまた会いましょう。さよならー♪